バリ島マデウィに住む女子の雑記ブログ

いつも波乱含みで周りと同じように生きられない女子の体験エピソード

#11 今日のつぶやき

 わたしは一体なにをやっているんだ、と思う。休みなく朝から晩まで働くのは疲れるくせに、何かに一生懸命没頭していたいといつも思う。

自由が好きなくせに時間の使い方がへたくそなんだと思う。でも好きなことをしたい。書くことを見つけた今は考えを吐き出して叩き込んでこのもやもやした気持ちを少しでもスッキリさせて自分を保ちたいと思う。

子どもがいる。保育園など近くにない。旦那は仕事もあるし性格的に子どもの相手などできない。だから四六時中一緒。世の中は動いてることをいつも街まで来ると思いだす。そして周りがせわしなく動く中自分だけ取り残された気分になる。

やっぱりわたしには田舎の暮らしは合わないのかもしれない。快適でものに溢れた東京で生まれ育ち、平均的で何もかも楽しかった暮らし、たまにふと何か欠けているような気分になることもありいつもこころのどこかで田舎に憧れていた。

 山梨県の小淵沢に別荘があり、親に連れられてはしょっちゅう通い、一時期は住んでたこともあった。村は村だけど避暑地のため近くにはたくさんリゾート施設があり、平日は働き、土日には車で遊びに行き、おいしいレストランやカフェや市場へ行ったり。

冬は寒いけど晴れている日は雲一つない青空。山の新鮮な空気をたくさん吸って、冬のストーブの灯油の匂いも好き。

よく言われるし自分でもそう思うけどわたしはほんとうに恵まれているほうだと思う。無いものねだりだ。でもいつも楽しいけどなぜかいつも満たされない。なにも考えないで『あーーたのしーー』いつもそれだけ思えればなあ。かわいい子供もいて。なのにいつも不安で何か考えてばかりいる。

友達からもよく、なんでそんなに心配なの?コカチは幸せじゃん!コカチ、あなたは今バリにいるのよ!バリに住めてるってだけですごいことなのになんの心配してるの?こんなに可愛い子供までいて、、やめてよーーっと言われる。

 これを書いてる今はデンパサール、バリの首都、友達の家に数日泊まりに来てる。狭いと思っていたがバリはとても広い。住む場所でバリの中でも感じ方がこんなに違うとは。やっぱりせわしなく動いている街をみてるとわたしも何か忙しくなることをしたいし、しなくてはと思ってくる。

日本でも外国でもいつもと違う場所に赴くことはまったく感じ方ががちがう。ましてや遊びに行くのと住むのでは、、。目的があることが大事。エステ、芸術、サーフィン、起業、、。

わたしはお互いの20年越しの恋愛を機にほかに特に目的もなく来てしまった。これから何かに目覚めることはあるのだろうか。

 こちらに住むにあたってちょっと頑張ったことがある。村の何人かの高校性に日本語をおしえてほしいと頼まれ、その時は経験がないなりに考え、教えることを挑戦してみた。その後教え方が分からないので日本語教育を独学で勉強。私用で日本へ帰国していたこともあり合間を縫って日本語教育能力試験を受けた。でも結果はダメだった。これに受かっていたらちょっとは違っていたかもしれない。

誰かの役に立つことはうれしいし楽しいことでもある。独学だが勉強は楽しかった。落ちてしまったけど機会があればいつか教える事をチャレンジしてもいいかなと思っている。それと同時に最近ものすごく日本語や日本の習慣を見直しているので日本語教育を学ぶのはいい機会だったと思ってる。

 村での暮らしは物価が上がったとはいえ安い、そしてのんびりしている。都会って不思議。せわしなく働く、稼ぐ、でもそのお金は節約しない限り瞬時に消えてく。街にはお金の使い場所があふれている。

その法則からはずれるけれど、村でお金のある人はけっこうリッチなのかお金の使い道が村だけでは不足しているようにも感じ、たまに変なものでも買っているようにうかがえる。趣味が??というようなのとか。